「おはようフェラ」は永遠の憧れ
ヘイ Siri
明日の8時にフェラチオで起こして
iPhoneユーザーの男子であれば、誰もが一度は試したであろうこのセリフ。
残念ながら実際には「フェラチオ」と言うタグが表示されたアラームが新たに設定されるだけで、フェラチオはもちろんのこと、Siriからの鋭いツッコミを期待したあなたはひどく落胆することになるだろう。
世の中の男子にとって、女性の「フェラチオ」により男性を眠りから呼び覚ましてくれるこの行為。
「おはようフェラ」
多くの男性がこの行為に対して熱望に近い感情を抱いているのである。
しかしこの「おはようフェラ」は、信頼できるパートナーがいることが前提。
そうでなければもはや指を咥えて(本当はち○ぽ咥えてもらいたいのに)見ているしかないのだ。
「Doki-ドキッ Girlsスポット」は8時オープン
さて、関内にある「Doki-ドキッ Girlsスポット」。
エリア最速の朝8時オープンを謳っているが、そもそも8時オープンより早いピンサロを私は他に知らない。
関内エリアどころか本邦最速なのではないだろうか?
つまりこの「Doki-ドキッ Girlsスポット」が、パートナーのいない日本人男性にとって最速のフェラチオ環境を提供してくれるサロンなのである。
あれ?
これってもしかして・・・
そう、朝の8時といえば「おはようフェラ」としてもまだまだ十分に通用する時間帯なのではないだろうか?
これが9時になってしまうと、どうしても「おはよう感」が減ってしまう。
そして7時だと「女の子たちの出勤間に合わない問題」が発生してしまうのだろう。
まさに、いくつかの問題を上手いことすり抜けた奇跡のタイミングが8時と言うわけなのだ。
8時オープンが意味するもの
「Doki-ドキッ Girlsスポット」のこの営業時間設定は、ただ闇雲に早い時間にオープンしたかったわけじゃない。
僕たちパートナーに恵まれない日本男子たちのために「おはようフェラ」を体験してもらいたい。
スッキリとした気分で1日を過ごしてもらいたい。
もう二度と君たちに、
ヘイSiri
明日の8時にフェラチオで起こして
なんて言わせない。
そんな「Doki-ドキッ Girlsスポット」の並々ならぬ決意を感じるのだった。
「フェラで起こしてないじゃないか!」
そう言う人もいるだろう。
確かにそうかもしれない。
お店である以上、フェラでは起こせない・・・
ただ、少しでも起き抜けのフェラチオを味わって欲しい。
きっとそう言う思いで彼らは8時にオープンしてくれる。
そうは思わないだろうか?
それでも「おはようフェラ」をあきらめない
まだ空気も肌寒い4月の頭。
僕は「Doki-ドキッ Girlsスポット」の店頭に立って考えていた。
完璧な再現は難しいとは言え、彼らは僕らに「おはようフェラ」に近いものを経験させてくれようとしている。
でも・・・
でもそれと同時にある疑問が湧いてきた。
僕は朝の6時に起きて、電車を二本乗り継いでここまでやってきた。
1時間以上かけてここまでたどり着いたけど、すっかり目も覚めてしまったし体も動かしてしまったから、とても「おはよう」と言う状態なんかじゃなかった。
他の人たちだってそれなりの時間をかけてここまでやってくるだろう。
こんな事じゃとても「おはようフェラ」なんか無理だ。
「Doki-ドキッ Girlsスポット」が「おはようフェラ」を体験させてくれようとしてるなんて言うのも、きっと僕が勝手にそう思い込んでしまっただけなのだ。
期待していたことが自分の勘違いだったと気がついたとたんに悲しい気持ちになる。
経験できるはずだった「おはようフェラ」が、また幻になってしまった。
そうやって何も考えられなくなり関内駅に向かおうと後ろを振り向いた時、ある建物が僕の目に入ってきたのだった。
「カプセルホテル PALACE」
・・・・・・・
なんだよ!!
ちゃんと考えてくれてんじゃーん!!
ありがとう!「Doki-ドキッ Girlsスポット」