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事の真相
「南武線のレジェンド」と呼ばれた日、を読んでいただいた皆さんありがとうございました。
本編ではちょっとわかりずらかったかな?と思いましたので、補足・解説をさせていただきたいと思います。
受付の時に店長らしき人が「招待券」の存在を明らかにしましたが、自分はこの「招待券」の存在はネオフラミンゴに通うお客さんの中では周知の事実だと思っていました。
自分だけがその存在を知らず、それならば最初から列を作って1番に並べば「天使ちゃん」と遊べると思い込んでいた自分が本当に間抜けだったなと恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました。
と同時に、前日から頑張ってきた努力が水泡に帰してしまった事を誰かに聞いてもらわないともう悲しくてしょうがない気持ちから、掲示板に書き込むに至りました。
「招待券の存在を知らずに早朝から並んでしまった間抜けな客」
と笑い物にしてもらおうと思ったのですが、事態は全く想像していなかった方向へ。
なんとその「招待券」の存在を誰も知らなかったのです。(もちろん招待された人は別ですが。)
「招待券」ってなんだ?と騒然となる掲示板。
「自分は”招待券”をもらった!」と言う人物の書き込みもチラホラ書き込まれるようになりました。
招待券の内容は掲示板からの情報でしか得られなかったので不確かな内容で申し訳ないのですが、年末の一定期間にあらかじめ日時の決まった枠の中からお客さんの都合の良い枠を選んでもらい、そのチケットを渡す。
と言うものだったと記憶しています。
つまり「天使ちゃん」を指名してくれるお客さん全員にではなく、限られた枠を特定のお客さんのみに渡すと言う「天使ちゃん」からの逆指名状態になってしまっていたのでした。
この事実を確実に隠すことが出来たのならよかったと思うのですが、明るみに出てしまった以上(実行犯は私ですが)「招待券」を渡してもらえなかった本指名客からの不満が一気に噴出する結果となりました。
それにしても店長らしき人がためらう事なく「招待券」の話を自分にしてきたので、果たしてお店側としてこの存在を隠そうとしていたかどうかは謎です。
私がこの件を掲示板に書かなかったとしても遅かれ早かれ誰かが書き込んだ気もしますが、翌日からLINE予約が開始されるためにもしかしたらこのまま表に出ることもなかったかもしれません。
ともかく、この「招待券」の存在を南武線車内から掲示板に書き込んだ自分は、その後掲示板内で「南武線のレジェンド」と呼ばれるようになりました。
年が明けてもこの話題はしばらく続いていたのですがそれも次第に落ち着き、程なくして天使ちゃんはネオフラミンゴを退店していきました。
1番の私が飛ばされて、2番の方が先に呼ばれたのは未だにどう言った手違いがあったのか全くの謎です。
その後普通に3番の人が呼ばれていたので、本気で1番の私を忘れていたのかもしれません。
掲示板によると2番の方が普段の並び1番の常連の方のようでしたので、スタッフの思い込み(破損・紛失等により1番の番号札がない状態などの可能性)で彼の持っている2番が先頭の番号だと勘違いしたかもしれません。
本編には書き忘れましたが、スタッフとのやり取りで2番の方も天使ちゃんとは遊べなかったと言っていたので、この言葉を信じれば確かに早朝から我々と共に列に並んでいた事の辻褄は合います。
以上が、今回のお話の全てになります。
その後のお話
この件があった日から数日は確かに落ち込んでいましたが、元々風俗遊びにこのような出来事はつきものだと思って遊んでいるので、それ以降はなかなか良い体験をしたとポジティブに考えられるようになりました。
いろいろな失敗があってこそ遊びは楽しいものですし、こうして一年後に話のネタにもなっていますしね。
もちろんネオフラミンゴには恨みもありませんし(逆にちょっと感謝しています)、その後遊びに行かせていただきました。
流石に大きな騒動を引き起こしてしまったので、しばらくは怖くて遊びにいけませんでしたが・・・・
この記事を書いている現在、ネオフラミンゴをはじめとするAKグループと呼ばれる資本に属する約20店舗が摘発の影響を受け店休を余儀なくされています。
今回の騒動でいろいろな業界の裏側も見え隠れはしていますが、この機会に女の子・お店・お客さんの三者にとって良い環境を作り上げ、再スタートしてほしいと願ってやみません。
特に女の子には自分の利益を最優先にして行動してほしいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2023年 元日
けんたろう